目次
2日1泊で立山を縦走してきました!室堂を出発して、雄山・大汝山・富士ノ折立を経由、雷鳥沢まで下山して1泊。露天風呂から山の景色を眺めながら、100%源泉を満喫。雄山山頂では特別な「立山頂上参拝」にも参加して、神職の方に祈祷&厄除けしてもらいました。登山も観光も温泉も楽しめて、最高の山旅でした!
室堂へのアクセス
今回は室堂から登山をスタートしました。室堂は立山アルペンルートのほぼ中心にあり、富山方面と長野方面のどちらからでもアクセスできます。今回は長野側から向かい、扇沢駐車場に車を停めて室堂へ向かいました。

扇沢駅周辺には、有料駐車場のほかに無料駐車場が2ヶ所あります。
有料駐車場は12時間で1,200円とやや高めのため、多くの登山者は無料駐車場を利用しています。
夏の繁忙期は平日でも朝のうちに満車になることが多いので、早めの到着がおすすめです。
現在の空き状況はこちら 👉 扇沢駐車場混雑状況
扇沢有料駐車場(P1,P2,P3)
料金:1200円/12hr
合計350台
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扇沢市営駐車場 P1
合計170台・無料
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扇沢市営駐車場 P2
無料
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立山・立山三山・立山連峰ってどこ?
この三つの言葉はよく聞くけど、実際どこを指しているの?立山・立山三山・立山連峰の違いについて調べてみました。
立山
立山はつの山の名前ではなく、主峰の雄山(3003m)、最高峰の大汝山(3015m)、そして富士ノ折立(2999m)の三つの山をまとめて「立山」と呼びます。
立山三山
淨土山(2831m)・雄山(3003m)・別山(2874m)の三つの山を指します。
立山連峰
立山周辺の山々を含む広い範囲を指します。最北端は富山県の僧ヶ岳、最南端は槍ヶ岳までを含み、立山や立山三山のほか、剱岳などの名峰もこの立山連峰に含まれています。
登山ルート
立山を登る場合、主に次の2つのルートがあります。
- 主峰雄山のみ登るコース:室堂〜雄山の往復コース
- 立山周回コース:室堂〜雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜雷鳥沢〜室堂
今回は立山周回コースを選びました。室堂を出発し、反時計回りに主峰の雄山、最高峰の大汝山、そして富士ノ折立を経て雷鳥沢へ下山。雷鳥沢で1泊したあと、翌日に室堂へ戻りました。

Day1:室堂 9:25 → 一ノ越 10:15 (休憩25min) → 雄山 11:20 (休憩55min) → 大汝山 12:25(休憩20min) → 雷鳥沢 15:10
Day2:雷鳥沢 6:40 → 室堂 7:40
立山周回コース
室堂~立山雄山~大汝山~富士ノ折立〜雷鳥沢〜室堂
距離:8.4km
標高差:885m
YAMAP活動日記
Day1:室堂~雄山~大汝山~雷鳥沢
室堂(2450m)
扇沢駅から始発の関電トンネル電気バスに乗り、黒部ケーブルカー、立山ロープウェイ、立山トンネル電気バスと乗り継いで、約2時間で室堂に到着しました。

室堂駅を出た瞬間、目の前に広がる絶景に思わず感動!

登山を始める前に、日本名水百選に選ばれている立山玉殿の湧水で水を汲みました。

登山をスタート!室堂周辺は登山者だけでなく観光客も多く、歩きやすい遊歩道が整備されています。

7月下旬でも、道のあちこちにまだ雪が残っていました。でも雪はしっかり踏み固められていて、傾斜のあるところも階段状に整えられていたので、アイゼンなしでも問題なく歩けました。

歩き始めてすぐに、もう絶景!景色がきれいすぎてテンション上がりました!


一ノ越に着くまでの登山道は、だいたいこんな感じの歩きやすい道が続きます。

途中で雷鳥沢への分岐がありますが、今日はまず立山の三つの峰(雄山・大汝山・富士ノ折立)を登り、別ルートで雷鳥沢へ下山する予定です。

一ノ越(2693m)
出発してから約1時間で一ノ越に到着。ここで少し休憩しました。

立山一ノ越山荘。

一ノ越から見える長野の山々。天気が良ければ、八ヶ岳や常念岳、水晶岳などの名峰もはっきり見えます。

一ノ越の有料トイレ。後ろは雄山へ続く登山道があります。ここから先は本格的な登山道で、岩場が多く、高低差も大きくなります。

休憩後に登山を再開です!登りと下りの登山道は分かれていて、登りは赤色のマーク、下りは黄色のマークのルートになっています。


登山途中、後ろを振り返るとこんな景色。下には先ほど休憩した一ノ越が見え、後ろの方には立山三山のひとつ、浄土山がそびえています。

下を見下ろすと室堂とみくりが池が見えます。

山頂までの最後のひと登り。

雄山(3003m)
雄山からの景色。この日は雲が少し厚く、景色はあまり見えませんでした。

左側が雄山神社で、立山のバッジやお守りなどを購入できます。右側の高くなっているところが雄山の山頂(3003m)です。

立山雄山神社本宮

立山頂上参拝にも参加してみました。参拝料は700円で、入口でザックを預けて階段を上ります。

神社の前で約20人ずつ一緒に参拝。神職の方が太鼓を打ち、祝詞を唱えながら祓いの儀式をしてくれます。最後にはみんなで「万歳」を三唱するという特別で貴重な体験でした。

参加すると記念チケットや登拝記念、ザックに付けられる赤いお守りももらえます。

雄山の山頂には、参拝者がそれぞれ持参した祈願の石がたくさん置かれています。神職の方からも、次回は石を持ってきても良いけれど、できるだけ丸くて平らな石を選ぶように、とアドバイスがありました。そうしないと、参拝者が地面に座って参拝する時に座りにくくなってしまうからです。

雄山頂上(3003m)

参拝の後は、そのまま大汝山方面へ縦走を続けます。

ほとんどの人は室堂〜雄山ピストンなので、大汝山方面の人は一気に少なくなります。

大汝山(3015m)
約20分ほどで立山の最高峰・大汝山に到着。大汝山の山頂標識はとても小さくて見落としやすいです。

大汝休憩所は大汝山のすぐ下にあります。

こちらのメニューはいろいろあって、カレーのほか、おでん、うどん、大汝定食などもあります。


ちょっと珍しい柄の手ぬぐいを買いました。色は緑にしました。登山の時は手ぬぐいがめっちゃ便利です。

大汝休憩所から今日宿泊する雷鳥沢まではまだかなり距離があるので、少し休憩してから出発です!
富士ノ折立(2999m)
立山の最後の一座、富士ノ折立。

ライチョウとの出会い
下山の途中、登山道に座っているライチョウに出会いました。
人生で初めてライチョウを見たので、すごく嬉しかったです!

そのあと、ライチョウは登山道の脇の岩の上に行っちゃいました。

途中はガスで視界が悪くなっていました。登山道の右側にはまだ大きな雪渓が残っています。

ガスが消えた後の景色。

雷鳥沢 / 真砂岳、別山への分歧
右は真砂岳・別山方面、左は雷鳥沢方面です。今回は別山には行かないので、左の道を下山します。

下山途中の景色。この区間は少し滑りやすく、距離も長いため、下山は結構疲れます。

立山の高山植物。ピンクの花はイワカガミ、白い花のはチングルマです。

下の写真の花もチングルマで、花びらが散った後は羽毛のようになります。

下山はまだまだ長いです。


雷鳥沢キャンプ場と今夜宿泊する雷鳥沢ヒュッテが見えました。

橋を渡っていきます。


山小屋まであと少し!

宿泊レポ:雷鳥沢ヒュッテ・絶景露天風呂
雷鳥沢ヒュッテに到着。

正面から見ると、雷鳥沢ヒュッテって意外と大きいです!

今回は個室を予約しました。二人で泊まるには部屋が広めです。

宿泊者専用の休憩スペース。

夕食は品数が多く、カレースープとご飯はおかわり自由で、どちらも美味しかったです。

ライチョウのおみくじを買いました。

雷鳥沢ヒュッテの外のベンチから見た景色です。テントがたくさん張られていました。夕方は雲が多くて山は見えず、夜には大雨になりました。

翌朝、晴れたあとの景色です。雷鳥沢は朝日が山に遮られる位置にあるため、日の出は見えません。

晴れたあと、昨日は雲に隠れていた剱岳が姿を見せました。

朝食の前に露天風呂へ。山を眺めながらの朝風呂は最高でした。

朝食は味噌汁とご飯がおかわり自由で、味噌汁は具だくさんでした。

雷鳥沢ヒュッテ
個室(2食付き):1名利用 16,000円、2名利用 15,000円、3名利用 14,000円、4名利用 13,000円
相部屋:2食付き 12,000円 / 素泊まり8,000円
※料金は1名あたりです
予約は電話またはFAXにて|公式サイト
Day2:雷鳥沢~室堂
朝食を食べたあと、室堂へ出発!天気がいいと本当に最高の景色です。

振り返って雷鳥沢バイバイ!次はテント泊で何泊かゆっくり滞在したいです。

室堂へ向かう道は整備されていますが、階段が多いです。

りんどう池&血の池
雷鳥荘の隣にある小さな池、りんどう池。

血の池は、池の色が茶褐色なことからその名前が付けられています。

エンマ台展望台
エンマ台展望台からは、地獄谷と山崎カールの両方を見渡せます。

みくりが池
さらに進むと、室堂で最も有名なスポットみくりが池に到着。7月下旬には池の雪はすっかり融けていましたが、周りにはまだ一部雪が残っていました。


室堂に到着!2日1泊の立山縦走は終了です。おつかれ山!


感想
今回は初めて立山黒部に行きました。立山の三つの峰を縦走しつつ、室堂でゆっくり観光しました。エンマ台展望台から地獄谷を眺めたり、みくりが池も楽しみました。今度は浄土山と別山も登る「立山三山縦走」も挑戦してみたいです。
2025.7.22~7.23