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八方池に映る白馬三山の景色は、多くの登山雑誌でも紹介される絶景スポットです。今回は八方池だけでなく、日本三百名山に選ばれている唐松岳にも登ってきました。八方尾根路線は北アルプスの中でも比較的登りやすく、初心者にも挑戦しやすいコースです。リフトを使えば、1〜1.5時間ほど歩くだけで八方池に到着し、白馬三山が水面に映る美しい景色を楽しめます。さらに約2時間登れば唐松岳の山頂に到着し、360の度パノラマ景色と立山連峰を眺められます。
アクセス
今回はマイカーで向かいました。八方山麓から黒菱スカイラインを通って黒菱駐車場まで上ります。
(所要時間約30分、距離9km、高低差760m)
黒菱駐車場
200台・無料駐車場
Google Map
※ 黒菱スカイラインは道幅が狭く、急なカーブや勾配もあるため、対向車とのすれ違いが難しいです。運転に自信がない場合は、八方山麓に車を停め、八方駅から八方アルペンラインで山頂まで登ることも検討してください
黒菱ラインリフト
リフトは普段7時〜8時頃に運行開始しますが、期日限定でご来光運行もあります。
※ ご来光運行は黒菱第3ペアリフトのみのため、黒菱平〜八方池山荘の区間は自分で歩く必要があります。
黒菱ラインリフト
黒菱第3ペアリフト:黒菱駐車場〜黒菱平|往復1500円
グラートクワッドリフト:黒菱平〜八方池山荘|往復1000円
公式サイト(👈🏻 運行時間はこちら)
唐松岳・八方尾根ルート
今回はご来光運行のリフトに乗りました。行きの時間帯は第3ペアリフトしか運行していなかったので、黒菱駐車場から第3ペアリフトで黒菱平まで上がり、そこから登山を開始しました。下山時は八方池山荘からグラートクワッドリフトで下山しました。

黒菱平 5:40 → 八方池山荘 6:00(休憩15min) → 八方池 7:00(休憩20min) → 扇雪渓 8:00 → 唐松岳9:20(休息50min) → 扇雪渓 11:45 → 八方池 12:30 → 八方池山荘 13:20
唐松岳・八方尾根ルート
黒菱平〜八方池〜唐松岳〜八方池〜八方池山荘
距離:11.9km
標高差:上り1153m / 下り998m
YAMAP活動日記
登山レポート
7月下旬に訪れた際、ご来光運行のリフトは4:30から運行開始でした。しかし、前日に白馬岳から下山したばかりで寝坊してしまい、5:30に黒菱駐車場から第3ペアリフトに乗り、5:40に黒菱平から登山を開始しました。

リフトに乗る前に、白馬村のマスコット村男III世のリフトと一緒に写真を撮ることができます。

黒菱第3ペアリフトに乗って黒菱平へ

黒菱平(1680m)
黒菱駐車場から約7分のペアリフトに乗り、黒菱平に到着。

黒菱駐車場で済ませてからリフトに乗ることをおすすめします。
黒菱平に着いたとき、まったく雲がなく、白馬三山がくっきり見えました。

グラートクワッドリフトはまだ運行していなかったため、黒菱平〜八方池山荘は自分で登るしかありません。

八方池山荘 (1838m)
約20分ほど登ると八方池山荘に到着します。山荘の横には有料トイレがあります。

準備を整えて八方池へ。

八方池山荘から八方池へは、二つのコースがあります。
左の木道コースは歩きやすく景色を楽しめる迂回ルート、右の登山道は急傾斜の最短ルートです。

八方池山莊~八方池
左回り:木道|傾斜が緩やかな木道|所要時間:約90分
右回り:尾根道|傾斜が急な岩場|所要時間:約60分
八方池ルート紹介(公式サイト)
この日は9日8泊の長野登山旅の第8日目。南八ヶ岳縦走、立山縦走、白馬岳を経て体力もほぼ尽きていたため、迷わず歩きやすい左の木道コースを選びました。

道中にはいくつかケルンがあります。

さっきまで雲ひとつない白馬三山の周りにも、だんだん雲が出てきました。

八方池への道は歩きやすい登山道です。

7月下旬でも一部に残雪がありましたが、地形は平坦でチェーンスパイク等は不要です。

八方池 (2060m)
八方池山荘から約45分歩くと八方池に到着。
⏷ 最初に見える角度はこんな感じで、白馬三山と八方池の絶景を撮るなら、写真の左側に回るのがおすすめです。

白馬三山付近に雲が出てきました。

⏷ 飯森神社奥社

白馬三山は一部雲に隠れていましたが、それでも十分美しかったです。

白馬三山が八方池に映る姿はあまりに美しく、つい写真を何枚も撮ってしまいます。

八方池で絶景を楽しんだ後、唐松岳へ!

ここからは本格的な登山道です。

斜面を歩きます。一歩ずつ慎重に進みましょう。

扇雪渓 (2322m)
万年雪の雪渓で、八方池〜唐松岳の稜線ルートのほぼ中間地点です。多くの人がここで休憩します。

雪のない横の登山道を通るので、雪渓を登る必要はありません。
さらに進むと別の雪渓に出ます。傾斜はそれほどなく、アイゼンなしでも登れます。

雪渓を避ける道が隣にあり、下山はそちらを通りました。

稜線に出ると、この区間も斜面に沿って歩きます。

途中で白馬岳も徐々に雲に隠れていきました。

八方尾根ルートで唐松岳に登る際、特に注意が必要な区間です。

険しい地形の箇所には、人工の鉄橋や階段が設置されています。

道幅が狭い場所は、慎重にゆっくり進みましょう。

危険な地形を抜けると、ついに唐松岳の山頂が見えてきました。

唐松岳頂上山荘は広く、山小屋宿泊のほかテント泊も可能です。

唐松岳頂上山荘から唐松岳山頂までは、さらに約15〜20分歩きます。

唐松岳 (2695m)
唐松岳山頂に到着!今回の長野登山旅最後の山です!


立山連峰がばっちり!唐松岳から見る立山連峰は、白馬岳から見るよりもさらに近く、大きく感じられました。

五竜岳方面の稜線。

白馬岳方面の景色は雲に隠れてほとんど見えません。

山頂で1時間ほど休んで、下山開始です!

雲が晴れると、時々白馬岳の景色が見えました。

登山道でこんな枝に何回も頭をぶつけました。同じ木に上下山で2回もぶつかって、めっちゃ痛かったです!

下山中、遠くに八方池が見えてきました。白馬村の街並みもとてもはっきり見えます。

八方池に戻ってきました!

朝とは光の向きが変わったせいか、八方池の景色も違って見え、雲もだいぶ増えてきました。


さらに八方池山荘に向かいます。

下山中に見える白馬村の街並みもきれいでした!

八方池山荘に到着、今日の登山はここで終了。グラートクワッドリフトで下山します。

登りはリフトがまだ運行していなかったため、黒菱平〜八方池山荘は歩きました。下山の時に初めてグラートクワッドリフトに乗りました。

リフトにのると5分で黒菱平に到着!楽チンです。

黒菱平には当日の日付入りの記念写真スポットがあります。

鎌池湿原にちょっと立ち寄ってから下山しようと思ったのですが、思ったより小さなスポットで、写真を撮って2分で終了でした。

ペアリフトで黒菱平駐車場へ戻ります!下山のリフトは高さがあってちょっと怖かったですが、景色は最高でした。

下山後は、冷たいおしぼりサービスがあり、暑さでヘトヘトだった私をちょっと助けてくれました。

感想
唐松岳は、北アルプスで日帰りできて登りやすい山です。山頂からの360度パノラマは絶景で、立山連峰もすごく近くてはっきり見えます。週末は登山客で賑わいます。
唐松岳まで行かなくても、八方池まで往復約3時間のハイキングで、白馬三山の映える絶景を楽しめるので、白馬に来たら絶対外せないスポットです!