目次
白馬岳は北アルプス後立山連峰にある日本百名山のひとつです。今回は初心者でも歩きやすい栂池ルートを選び、ゴンドラとロープウェイで一気に標高を上げて、自然園から登山をスタートし、白馬大池を経由して白馬岳へ登頂しました。山頂直下の白馬山荘に泊まり、山ならではの“非日常の時間”をたっぷり味わってきました。
アクセス(栂池ロープウェイ)
栂池ルートは、栂池ロープウェイを利用し、終点の自然園から登山を開始します。
栂池ロープウェイまでのアクセスは以下の通りです。
電車・バス利用
路線バス
JR白馬駅から路線バスに乗車し、「栂池高原」で下車(所要約30分)
運賃:片道570円
👉 時刻表(白馬駅-栂池高原)
マイカー利用
最寄りIC:長野IC から約80分 / 安曇野 ICから約80分 / 糸魚川 ICから約60分
駐車場:栂池ロープウェイに最も近い「栂池中央駐車場」、または徒歩10分の無料駐車場「第2駐車場」を利用できます。
栂池中央駐車場
営業時間:6:00~18:00
駐車料金:500円/日
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第2駐車場
営業時間:24時間
駐車料金:無料
栂池ロープウェイ乗り場まで徒歩約10分
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栂池ロープウェイ
栂池ルートの登山口へ行くには、ゴンドラとロープウェイ2本を乗り継ぐ必要があります。
まず「栂池高原駅」から栂池ゴンドラリフトを乗り、約20分で「栂の森駅」へ。そこから徒歩5分で「栂大門駅」まで行き、さらに栂池ロープウェイに乗り換えて、終点の「自然園駅」から登山スタートです。

栂池ロープウェイ
運賃:往復3680円 / 片道2100円
乗車時間:ゴンドラ約20分 + ロープウェイ約5分
営業時間:時期により異なるため、公式サイトをご確認ください
白馬岳・栂池ルート
栂池高原からロープウェイに乗り、自然園駅から今回の登山をスタートしました。白馬岳に登頂した後は白馬山荘に宿泊し、翌日は同じルートを下山しました。

栂池ルートの登山道はよく整備されていて、特に危険な箇所はなく、初心者でも安心して歩けます。ただし距離がやや長めです。
Day1
自然園駅 7:50 → 天狗原 8:45 → 乗鞍岳 9:45 → 白馬大池山荘 10:30 → 船越の頭 11:25 → 小蓮華山 12:15 → 白馬岳 13:45 → 白馬山荘 14:05
Day2
白馬山荘 6:25 → 白馬岳 6:40 → 小蓮華山 8:10 → 船越の頭 8:45 → 白馬大池山荘 9:30 → 乗鞍岳 10:05 → 天狗原 11:05 → 栂池山荘 12:05
白馬岳・栂池ルート
栂池自然園駅〜白馬大池〜白馬岳〜白馬山荘(ピストン)
距離:往復19.1km
標高差:1678m
YAMAP活動日記
白馬岳登山レポート|Day1|上り
朝7時前に栂池高原に到着し、ロープウェイ乗車の列に並びました。7時になると列が動き出して、2階へ進んでゴンドラに乗ります。
※先に1階のチケット売り場で切符を買ってから並びましょう
最初に乗るのは6人乗りのゴンドラです。平日で人が少なかったため、1組ずつゴンドラを利用できました。全長は約4km、所要時間は20分ほどで、一気に標高600mを登ります。途中「白樺駅」を通過しますが、下車せずに終点「栂の森駅」までそのまま乗ります。

「栂の森駅」に到着したら、徒歩約5分で「栂大門駅」へ移動し、ここからロープウェイに乗り換えます。

栂池ロープウェイは全長1.2km、乗車時間は約5分。ゴンドラの中から見下ろす景色はとても素晴らしいです。

自然園駅
ロープウェイで「自然園駅」に到着したら、いよいよ登山スタート!

登山口の前には公衆トイレと2つの山小屋があります(栂池ヒュッテ・栂池山荘)。栂池ヒュッテでは日帰り入浴もできるので、下山後に汗を流すのに便利です。

準備を整えて出発します。

栂池ルートの登山道はよく整備されていて、とても歩きやすい道でした。

天狗原
約1時間ほど歩くと、湿原に到着。ベンチがたくさんある天狗原でひと休みしました。

ひと休みした後、再び出発!湿原の道はアップダウンもほとんどなく、歩きやすいです。

湿原を過ぎて乗鞍岳までの区間は、大きな岩がゴロゴロしていて、登り下りともに少し大変でした。

栂池ルート唯一の雪渓です。登りは軽アイゼンなして登れましたが、下山のときは滑りそうだったので、6本爪の軽アイゼンを装着しました

ライチョウ夫婦との出会い
乗鞍岳へ向かう途中、なんとライチョウに出会いました!しかも、運よく夫婦のペアです。

ライチョウがあまりにも可愛くて、この辺りでしばらく足を止め、じっくり眺めてしまいました。見ているだけで癒されます。


💡 ライチョウ豆知識
ライチョウは高山に生息する鳥で、年間に3回も羽毛が生え変わります。冬は雪に紛れる真っ白な羽毛、夏は写真のような茶色の羽毛になります。
白馬乗鞍岳
白馬乗鞍岳に到着。ここには大きなケルンがありました。

白馬大池
乗鞍岳からさらに約20分歩くと、ついに白馬大池に到着です。

白馬大池沿いに残っていた雪渓です。軽アイゼンなしでも歩けます。

白馬大池山荘でひと休み。ここには思った以上にたくさんの記念スタンプがあり、スタンプ帳を持ってきていてよかったです!


白馬大池を過ぎたあとの道は歩きやすくて、大きな岩もなく緩やかな斜面です。

振り返ると白馬大池が見えてます。

船越の頭(2612m)
船越の頭に到着。この時はガスで全く景色が見えませんでした。

晴れの時は、この稜線もきっと綺麗なんだろうな…!と思いつつ。(幸い翌日晴れて、絶景を見ることができました!)

小蓮華山(2766m)
新潟県最高峰の小蓮華山(2766m)に到着。山頂には鉄剣が立っています。

途中少し晴れる瞬間もあり、ついに壮大な山々が見えました。


白馬岳への最後の登りです。

ライチョウママとヒナ
雷鳥のママとヒナたちに出会いました。めちゃくちゃ可愛い!

白馬岳(2932m)
白馬岳に到着。しかし、ここも真っ白で景色はゼロ。写真を撮ったら、白馬山荘へ向かって進みます。

白馬山荘
白馬山荘は白馬岳の下、登山道から約20分の場所にあり、今夜の宿泊地です。

宿泊体験はとても快適で、予約した個室は広く独立した空間。山小屋とは思えないくらい快適でした。
夕食は追加料金でビーフシチューにアップグレードして、Sky Plazaでゆっくり味わいました。美味しい料理と窓から見える立山連峰の絶景は、最高に贅沢な時間でした。


白馬山荘の夕日
夕食後、みんな外に出て夕日を待ちます。登るときは天気が悪く、夕日は見られないかと思っていましたが、こんな景色に出会えて本当に嬉しかったです。

夕日に照らされ赤く染まった立山連峰と雲海はまるで絵画のようで、なかなか山小屋に戻って休む気になれませんでした。この山で過ごす非日常の時間を思う存分楽しめました。

白馬岳登山レポート|Day2|下り
白馬岳の日の出
翌朝、白馬岳方面へ向かって歩いて約10分の場所で日の出を待ちました。


日の出を見た後は、食堂で朝食を済ませて下山スタートです!白馬山荘に「バイバイ」と言いながら出発。白馬山荘って本当に大きいんだなと改めて実感しました。

天気が晴れると、登山道から日本海まで見渡せます。

晴れた日の稜線は本当に美しく、前日とは全然違う景色でした。

白馬岳周辺の稜線は、やっぱり最高です。


昨日は鉄剣以外何も見えなかった小蓮華山も、今日は絶景で日本海まで見えます。

遠くに白馬大池も見えて、まだ下山には距離がありますね。

白馬大池に戻ってきました。

上から湿原を見下ろす景色は本当に綺麗。ここまで来れば登山口までもうすぐです。

5時間くらい歩いてついに登山口に到着。こうして白馬岳2日間の登山は無事終了です。

感想
栂池ルートは危険な箇所もなく、初心者でも安心して歩けるルートです。晴れた日の白馬岳は本当に絶景で、白馬山荘の宿泊環境も快適、夕食のビーフシチューも最高でした。もう一度来たいなと思える山です。
今回、本当は大雪渓ルートで登って栂池へ下山する予定(猿倉~大雪渓~白馬岳~栂池)でしたが、登山当日の早朝は白馬周辺が濃霧で、落石があっても全く見えないため安全を考えて急遽栂池ルートに変更。ちょっと残念だけど、これはこれで楽しかったです。
次回はぜひ、大雪渓ルートにも挑戦してみたいです!